2014年12月
今年もクランツのローソク4本に火が灯り、
クリスマス会を行いました。
事前打合せで職員達は合言葉のように、
「当日のお楽しみ!」を連発していましたが、
当日を迎えてみるとぞうクラスのトロル劇や、
母子クラス親子とかぶり物が良く似合う職員とのコラボ音楽劇、
職員のアナ雪劇やハモリ「let it Go~ありのままで~」
最後に想定外のところから登場した3人のサンタが登場して、
子ども達がプレゼントをいただきました。
今年も趣向を凝らした内容で楽しませてもらいました。
もちろん楽しんだのは私だけではなく、
子どもたちや保護者も楽しかったようで、
様々な表情を見せてくれていました。
今年もクリスマス会を迎えるために職員はもちろんの事
たくさんの保護者の方々に協力をしていただき、
本当にありがとうございました。
昨日の朝刊に笠木透さんの訃報が載っていました。
私が若かった頃、「私のこどもたちへ」と云う
笠木さんが作詞作曲した唄をよくうたっていました。
今でもギターを弾きながら口ずさむことがあります。
♪生きている鳥たちが 生きて飛び回る空を
あなたに残しておいて やれるだろうか父さんは
目を閉じてごらんなさい 山が見えるでしょう
近づいてごらんなさい コブシの花があるでしょう♪
子どもたちが心豊かに育つ世の中であって欲しいと思います。
そんな世の中を子どもたちにプレゼントするのは
サンタクロースではなく私たち大人と社会です。
先日、栃木県へ行く用事がありました。
が、直接行くのは面白くないので、
以前友人から頂いた「田中正造物語」に書かれている
足尾鉱毒問題で行政から強制的に廃村にさせられた
旧谷中村があった場所へ行ってみました。
ちょっと遠回りですが。
旧谷中村を示す碑は、
強大な権力(政治や企業)の前では、
人々の思いや生活は弱くて小さいものであると言っているかのように、
広大な渡良瀬遊水地の中に小さくポツンと建てられていました。
用事の時間までに余裕があったので
ついでに蔵の町で有名?な栃木市もブラブラ。
ふらっと立ち寄った蔵作りの蕎麦屋の壁には
ちい散歩(地井武男氏)の色紙が飾られてありました。
用事は無事終了しましたが、またまた直接家へ帰るのは面白くないので、
翌日は群馬県みどり市にある「星野富弘美術館」へ久々に行ってみました。
この美術館へは上田いずみ園ご家族との1泊旅行で訪問して以来ですから、
20年程振りかもしれません。
20年もの時が流れるとモノの見方や考え方も変わるようで、
以前とは異なる時間をゆったり過ごすことができました。
美術館にノンビリ長居をしていたお陰で、
以前お世話になった方(某社会福祉法人の理事長さん)に偶然お会いすることもでき、
遠回りやブラブラやノンビリも悪くないなぁ~と思ったのでありました。